家族介護でも役立つ!こんなにある認知症ケアに関する資格

認知症ケアに関して社会的な注目があることもあり、認知症に関する様々な資格が出ています。
専門的なものからご家族の介護にも役に立つものまで様々です。認知症を理解する上でもこういった資格が増えることは素晴らしいことです。

以下にご紹介していきますので、ご興味にある方は各団体にお問い合わせてみてもよいかと思います。皆さんの状況に合わせて資格取得を目指してみましょう。

認知症ケア専門士

認知症ケア専門士とは、一般社団法人日本認知症ケア学会認定の民間資格で、認知症ケアに関して専門的な知識を持つスペシャリストです。

受験資格が過去10年間に認知症ケアの実務経験が3年以上必要。更新資格となっており、更新するには、資格取得後の5年間で、日本認知症ケア学会が主催する講座や認定する他の団体が開催する講座に参加し、30単位以上を取得する必要があります。

一般の方の知識向上というよりも介護業界の方のスキルアップのための資格という位置づけのようです。なお、一般社団法人日本認知症ケア学会実務経験のない方を対象にした「認知症ケア准専門士」という資格も設けています。こちらでしたら一般の方にも良いかもしれません。

詳細は団体のページへ、一般社団法人日本認知症ケア学会のホームページをご覧ください。

認知症ライフパートナー

認知症の人に対するアクティビティ・ケアにフォーカスしており、言葉でのコミュニケーションが機能しにくい認知症の方のために、傾聴技術・回想法をつかい、その人が好む音楽や園芸などといったアクティビティの活用に重点をおいた資格です。一般の方でも十分役に立つ内容かとは思いますが、比較的介護業界の方向けの資格のように思えます。

認知症ケア指導管理士

医療・介護現場で働く方のスキル・アップを目的とした認定資格です。もちろん、自宅で認知症高齢者を介護するご家族にとっても最適な資格と言えます。2年毎に更新制度のある資格です。上級認知症ケア指導管理士という上級資格もあります。

詳細は団体のページへ、一般財団法人職業技能振興会のホームページをご覧ください。

認知症予防活動士

認知症予防活動支援士とは、地域に認知症予防の啓蒙を行い、対象とする人の予防活動の実践と習慣化を支援する、認知症予防の専門家のことです。資格は、1級と2級の認定資格があります。

詳細は団体のページへ、一般社団法人 元気人のホームページをご覧ください。

認知症介助士

ご家族に認知症がいる。ご近所に認知症の方がいる。職場に認知症の方がいる。認知症の方を見かけた時にお手伝いしたい。そんな方のための資格です。まず認知症について理解を深めたい方には最適な資格かと思います。認知症を正しく理解し、認知症と思われる人と接するときの適切な対応を学ぶことが出来ます。

詳細は団体のページへ、公益財団法人日本ケアフィット共育機構のホームページをご覧ください。

認知症サポーター

認知症サポーター養成講座は、都道府県・市町村等の自治体や職域団体・企業、町会・自治会等と「キャラバン・メイト」の協働で行われ、養成講座を受講した人が、「認知症サポーター」となります。

認知症サポーターは「なにか」特別なことをやる人ではありません。講座を通じて認知症についての正しい知識を習得し、自分のできる範囲で認知症の人や家族を応援するのが認知症サポーターです。講座を修了すると、認知症を支援するサポーターの「目印」として、オレンジ色のブレスレット「オレンジリング」が渡されます。

詳細は団体のページへ、全国キャラバン・メイト連絡協議会のホームページをご覧ください。

どれも特徴的な資格ばかりです。

ひと昔前は、知識がないため「おばあちゃんボケちゃったから何もわからなくなったな。言ってもわからないよ。」といったように認知症の方に対して、人道的ではない扱いが一般的な、認知症ケアについての理解が乏しい時代でした。今後は認知症の方の増加にともない、認知症の方を知り、その関わり方を知り、認知症の方の尊厳を大事する考え方を持つことが必要です。そのためににもこのような資格取得者が増えることは大変重要なことだと思います。

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2019.01.11