自分らしく、毎日を快適に過ごすために出来ることから始めましょう。尿漏れは日常生活のさまざまな場面で起こります。あまり悩まず、前向きに、熱中できることを見つけて気分転換しましょう。生活のリズムに合わせて排せつ用品を選んで使用するのも一つの方法です。
日常生活の中で出来る尿もれ対策
規則正しい食生活
1日三食、バランスの良い食事は健康の基本です。便秘は膀胱を圧迫して尿漏れを起こす原因となる事があります。決まった時間に朝食をとれば内臓が刺激され排便が促されます。
水分補給
尿漏れを気にするために水分を控えると尿が濃くなり排尿を促す刺激になったり、尿漏れの原因ともなる膀胱炎になりやすいのでこまめに水分を補給しましょう。
適度な運動
体重オーバーが尿漏れの原因になることもあります。お腹の周りについた脂肪は、膀胱を圧迫し、尿漏れを引き起こしたり、膀胱が小さくなり頻尿の原因になることもあります。身体が軽いと尿道や肛門を締める骨盤底筋に負担がかかります。骨盤底筋ストレッチは自宅でもできる簡単な筋力アップの方法ですから日常の生活の中にと入れてみてください。
体操で予防と改善
やってみましょう骨盤底体操
骨盤底筋は尿道や肛門開閉する役割をする筋肉。ここを鍛えると腹圧性尿失禁などの予防に効果的です。
- 椅子に座り、足を肩幅に開いて床につけます。
- 背中をまっすぐ伸ばし、顔を正面に向ける。
- 肛門と膣を締める。(身体の中に引っ張り上げる感覚で)
※この時、お腹に力を入れないように注意 - そのままゆっくり5つ数える。
※途中で力が抜けたら締めなおして。 - 締める、緩める(力を抜く)を繰り返す。
こんな体操もお試しください。
テーブルを使ってやります。
- 足と手を肩幅に開く
- 体重を腕にかけてテーブルをもたれる。
- 背中をまっすぐ、顔を上げ、肩・お腹の力を抜く
- 肛門と膣を締める。
膀胱のトレーニング
膀胱訓練は、膀胱に尿を十分にためられるようにするトレーニングです。切迫性尿失禁や頻尿の人におすすめのトレーニングです。
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- 排せつ記録をつける
- 記録を基準に、トイレに行く間隔を少し長くする。
- トイレを我慢する時間を、少しずつ長くしていく
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身体を動かすことを心がけて、少しでも歩きましょう。
無理をしない
日々の暮らしの中でストレスがたまり、疲れていると心のゆとりが無くなります。
心と身体のエネルギーを蓄えましょう。
気にしすぎない
尿漏れを気にして外出を控えたり、人と会うのを避けたりしないで、多くの対策の中から合った方法選んで今までの通りの生活をしましょう。
ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。