今回は、おじいちゃんの徘徊が始まりました。
歩くのが好きな父は、いろいろなところに出かけていくことが多くありました。
私の実体験を元に、認知症の方とのいろいろな場面を通して、対話形式ですすめていきます。
認知症については医師の専門的なアドバイスが必要だと思います。こちらのページでは、認知症への理解、認知症の方に寄り添った私なりの対応の経験、認知症のご家族を抱える方が共感できるような内容を掲載しております。
もし、私だったらこんなふうに対応をするなと思われた方は是非ご意見をお聞かせ下さい。
認知症の父と娘
徘徊のはじめ

今日はロシアの宇宙飛行士に会ったんだよ。

えっ!おじいちゃんロシア語が話せたの?

いいや。どうして?そりゃあ日本語だよ。

ん?どんな服を着ていたの?

白いつなぎだよ。テレビで見るのと同じだったよ。
テレビが大好きな父、外へ行かない時はテレビの前に座っている。
時代劇だけ見ているのかと思ったらニュースもしっかり見ていたんだ。
コメント

良く話を聴いていくとその日、歩いたコースを知ることが出来ます。徘徊の始まりに気づくのは外出から帰った時の日常では考えられない言葉、この場合は「ロシアの宇宙飛行士との話し」がキーワードです。
交通ルール
散歩に出たらなかなか帰ってこない父に今日は付き合う

お父さん、あそこに見える信号が緑色になったらわたろうね。

どうして?

人が歩いても良いですよという合図なの。

道に白い線が書いてあるところが横断歩道だからここを歩いてね。

どうして?

人が歩くところ、車道は車が走るところだから危ないでしょう。

私は気をつけて歩いているよ。それなのにぶつかるのはそっちの方が悪い!

田舎には信号も無いし、車もこんなに沢山走ってないものね
コメント

今回は、認知症のおじいちゃんの徘徊のお話でした。沢山の車、そしてスピード、地方で暮らした方は特になじめないことでしょう。幹線道路の真ん中をふらふらと自転車に乗っている老人や歩いている老人を目にすることがあります。悲しい事故のニュースを耳にすることもありますね。

ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。