認知症のおばあちゃんのお話

認知症の買い物

今回は、認知症のおばあちゃんのお話です。夕食の支度をしたくて買い物に出かけたいようです。

このシリーズでは、私の実体験を元に認知症の方とのいろいろな場面を通して、対話形式ですすめていきます。

認知症については医師の専門的なアドバイスが必要だと思います。こちらのページでは、認知症への理解、認知症の方に寄り添った私なりの対応の経験、認知症のご家族を抱える方が共感できるような内容を掲載しております。

もし、私だったらこんなふうに対応をするなと思われた方は是非ご意見をお聞かせ下さい。

おばあちゃん
あっ、もう3時だねー。そろそろ出かけないとね。
私(スタッフ)
どこへ出かけるの?
おばあちゃん
八百屋さんと魚屋さんと・・・今夜は何を作ろうかねえ
私(スタッフ)
夕食の買い物ですか?
おばあちゃん
早くしないとお父さんが帰って来ちゃうからね。
              
コメント
夕方になって夕食の買い物に出かけようとしていますが、ここは買い物も、食事作りも出来ない施設の中です。
毎日の行動なのでスタッフは「また始まった」と思います。
補足説明
今日は、もう買い物してきたでしょう。だから行かなくても大丈夫ですよ。
昨日買ってきた物で今夜は間に合わせましょう。
外は雨(暑い、寒い、暗い)だから今日はやめましょう。
お父さん今夜ご飯いらないって連絡があったから、今日はある物で済ませましょう。
「間に合わせる」というのは「節約」につながり、主婦のモットーなのでこれで納得してくれる方は多いかと思います。
また、話の流れで献立を考えるように持っていくと気持ち(注意)が別にそれて出かけるのをやめていただけると思います。キッチンでその方ができそうな事を手伝っていただくのも良いと思います。

認知症の方の心の声に耳を傾けましょう。

2019.01.20



ABOUTこの記事をかいた人

ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。