こんなのがあります。「救急情報キット」です。
救急情報キットとは、救急及び緊急時に迅速な支援が行えるように、緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管する事で、万一の場合に備える事を目的としたものです。
冷蔵庫は多くの家庭にあり、台所は救急隊が見つけやすい場所という事のようです。
玄関扉の内側と冷蔵庫の扉に「救急情報キット」のあることを示すステッカーを貼り、救急隊員がそれを見て救急情報などを参考に迅速、かつ適切な救急活動を行います。
救急情報キットに入れるもの
- かかりつけ医の連絡先(診察券のコピー)
- 持病、服用中の薬剤名(説明書の写し)
- アレルギーの有無
- 写真(本人の確認が出来るもの)
- 健康保険証(医療証)のコピー
- 緊急時に連絡したいところ
- ケアマネジャー(介護保険利用者)
- 近親者、友人等
行政や社会福祉協議会から配布されているところもあります。
老老介護者の介護者が緊急事態の時の対処方法として残された被介護者を守る事につながります。
独居者、高齢介護者の支援にあったら良いなと思います。
ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。