老い支度

老い支度

人生80年時代、やがてくる老後の生活において元気で暮らすために、また、いざという時にあわてないための心構えや準備について考えたことはありますか?気力、体力ともに自信のある今のうちに始めましょう。

老い支度の備えに

あらかじめ準備しておくと安心できること・・・

ご自分やご家族の持病を知っていますか?

かかりつけ医(ホームドクター)を決めていますか?
なるべくなら内科の先生に、また、その先生が往診をしてくださるのかどうかも確認しておきます。

住まいについて

生活の中でヒヤリとしたり、老いを感じたときが住宅改修を考えるきっかけとなる時期といえます。とくに浴室やトイレでの動悸等があったら要注意です。しかし、大規模な改修を急に進めてしまうと、生活空間が変わることで、認知症の方の場合は症状が進んでしまうこともありますので注意が必要です。

また、手すりのための壁補強や廊下を広くするなどは、先々のことを考えながら検討する必要のある事柄です。

基本的には間取りは現状維持し、まずは小規模改修からはじめるというのもひとつの方法です。福祉用具導入や住宅改修は、単に「家を改修する」ことではありません。介護を必要としている人やそのご家族の「生活と人生を改善するため」の技術です。

おしゃれで老化防止

女性だけでなく男性も肌を大切にし、身ぎれいにしていると周囲からも心地よい視線が投げかけられ、なにより自分自身もうれしくなってくるものです。

食事と運動と睡眠に気をくばり、身だしなみに気をつかうといった工夫の過程とその成果のよろこびが、気持ちのはりにもつながると思います。体の改善は心の改善につながります。

老い支度イメージ



ABOUTこの記事をかいた人

ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。