フレイル予防

フレイル予防

健康長寿のキーはフレイル予防

「フレイル」とは虚弱の意味です。

健常な時から介護が必要となるまでの中間段階としての状態で長短差はありますが早期発見することで寝たきりや認知症予防になります。

加齢に伴い食欲が落ち低栄養となり、疲れやすく活動量が減ります。動かない事で筋力が低下し、身体機能が衰えてきます。このような一連の負の連鎖を「フレイル・サイクル」というそうです。

特に口の衰えを「オーラル・フレイル」というそうです。

快適な口腔状態を維持することは食事を美味しくとり、健康を維持するための基本です。
歯周病、誤嚥性肺炎の予防、飲み込む力を鍛える嚥下機能の維持にもつながります。

歯周病は全身病

日本人に最も多い細菌による感染症は歯周病といわれています。関連のある病気の代表は「誤嚥性肺炎」、歯周病に汚染された飲食物が唾液が誤って気管支に入り込み肺で増殖して死に結びつくこともあるそうです。

正しいケアで歯周病予防

〇食後30分前後で歯を磨く
〇歯ブラシの交換は一カ月が目安です。(広がったらその都度交換しましょう)
〇効果的な磨き方
・デコボコした前歯は歯ブラシを縦に使い毛先を上下に動かし一本ずつ磨きます。
・奥歯と歯茎の境目は歯茎に対して歯ブラシを45度の角度に充て毛先を細かく優しく振動させるように動かす。
・歯と歯の間は歯磨き後、デンタルフロスや歯間ブラシを使う。
・3~5分程度、一か所を20回以上は並びに合わせて優しく磨く。
(ゴールデンライフ 健康長寿より)



ABOUTこの記事をかいた人

ホームヘルパー1級の資格を持ち、2006年のたんとぽけっとの介護アドバイザーとして、豊富な在宅介護経験と介護職経験から高齢者と心を通わせるためのヒントを伝授。