デパート、美術館や博物館といった公共施設、オフィスビル
などは、新しい機能や新しい設備によってその場所で快適に
過ごすことができるような工夫がほどこされています。
最近の建物にはトイレの便器に洗浄器がついているのは、
もはや当たり前になってきています。 |
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左の写真では、個室の洋式便器の
わきに、はねあげ式の手すりが付いています。
これならば左右どちらか下ろせば
つかまることができます。
使わない人は手すりを上げて
おけば邪魔になりません。 |
また男性用トイレには女性用トイレと異なり、個室だけでなく
小便器というものが並んでいます。
多くのビルやデパートなどでよく目にする手すりは、下の写真に
あるような固定式タイプのものです。 |
東京・千代田区の新霞ヶ関ビルのトイレには、他ではあまり
見かけたことのない手すりがありました。
トイレの小便器のわきに可動式の手すりが付いていたのです。
公共の場所の男性用トイレの小便器のところに、このタイプの
手すりが付いているところはあまり見たことがありません。
下の写真がそれです。 |
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デイサービスや老人ホーム、
グループホームなどのトイレで、
小便器が設置されているところに取り付けたらどうかと
考えました。
左右どちらかに手すりが必要な
人は、その必要なほうだけ使う
ことができます。
介助も左右どちらからでも
できます。
手すりにつかまって立つことが
できるので、トイレ介助の
際にも有効なのではないかと
思います。
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また、手すりの必要のない人は手すりを上げておけば、用をたす
ときに邪魔になりません。 |
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