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ユニバーサルデザインって?

第3回

ユニバーサルデザイン(以下UD)とは、
様々な人にとって、できる限り利用可能であるように、
製品、建物、環境について、変更や特別仕様を
必要としないデザインのことです。

そしてUDを理解するための七原則というものがあります。

これは、設計者やサービスを提供する人など
UDに関わる人たちが、多様な利用者がいることを忘れずに、
常に意識するために作成された項目です。


環境、製品、コミュニケーションなどを含めて、
デザインがかかわる幅広い分野での方向性を明確にしています。

これらの七原則は、現在ある物のデザインの評価や、
デザインを進めていく方向づけに使えるだけでなく、
使いやすい製品や環境とはどうあるべきかを、
デザイナーのみならず消費者が評価する際の目安にも
使えるものです。

たとえば料理における調味料を考えてみます。

「おいしくない」と感じたときに、
塩やコショウで料理の味を調節しますね。
同様に製品やサービス、環境が「使いにくい」と感じたときに、
七つの視点から使いやすさを調節します。

料理でもすべての調味料を使えばおいしいということではなく、
その料理にあった調味料をその時々で使い分けますが、
UDの七原則も同じで
「七つすべての原則の考え方を利用しているからUD」
ということではありません。

UDを考える上で、
適切な視点を選択して利用する必要があります。

今回から順番に七つの原則をご紹介していきます。

まず一つめは、
「同じように利用できること(公平な利用)」です。

これは、すべての利用者にとり

差別感や特別扱いなしに使えるように作られている
いつでも誰でも同じ(か同等の)手段・方法で使える
プライバシーが守られ、安心感、安全性を得られるように
配慮されている
魅力があり、かつ手に入りやすい
という要素をあらわしています。


たとえば自動ドアは、全ての利用者が

「自動ドアの前に行く」という同じ手段で
出入りすることができます。

車いすを利用している人、
松葉杖を利用している人、
目が不自由な人など、
身体に不自由があって
普段からドアを利用しにくい人だけでなく、
スーパーで買い物をして、
両手がふさがっているような時にも
自動ドアは魅力的です。

人を呼んだり、
別の出入り口を使ったりする必要がないので、
特別扱いも、差別もされずに利用できます。

衛生面にも有効であり、すべての利用者にとっての
安心への配慮になるといえます。


このように、利用者全員が同じ手段を使うことができ、
特別扱いをされず、さまざまな人たちに
魅力的であることが
「公平な利用」ということです。



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